R3.7.22(木)当法人理事、方波見康雄先生が後藤新平賞!
明治から昭和にかけて活躍した政治家、後藤新平(1857-1929)は、日本の近代化の過程において、百年先をも見通した時間的・空間的スケールの大きな政策を構想し、「人」を育てながら地域や国家の発展に寄与しました。
2005年に設立された後藤新平の会では、後藤新平の生誕150周年を機に「後藤新平賞」を創設し、日本の国内外を問わず、現代において、後藤新平のように文明のあり方そのものを思索し、それを新しく方向づける業績を挙げた方を、一年に一度選考し顕彰しています。
生涯を通じて後藤新平の底を流れる思想に、衛生(生を衛る)がある。医学者として出発した後藤は、衛生学を志し、衛生の視点から、日清戦争後の大検疫事業、台湾や満洲の統治を次々と成し遂げていった。
方波見康雄氏が、日本で最も医療に困難があるといっていい北海道の過疎地にあって、齢九四の現在まで六十有余年に亘って地域住民の衛生のため地域に根ざした活動をされてきたことは、まさに台湾の衛生政策に尽力した後藤新平に連なるものとして受賞されました。
歴代の受賞者は以下です。
- 第1回(2007年度)〈本 賞〉 李登輝 氏 (台湾・元総統)
- 第2回(2008年度)〈本 賞〉 鈴木俊一 氏 (元・東京都知事)
〈奨励賞〉 ロザンヌ・ハガティ 氏 (米・コモングラウンド・コミュニティー 創立者・理事長) - 第3回(2009年度)〈本 賞〉 緒方貞子 氏 (JICA理事長)
- 第4回(2010年度)〈本 賞〉 安藤忠雄 氏 (建築家、東京大学特別栄誉教授)
- 第5回(2011年度)〈本 賞〉 キャロル・ビーベル 氏 (米・アシェ文化芸術センター創立者・所長)
- 第6回(2012年度)〈本 賞〉 細川護煕 氏 (元・内閣総理大臣)
- 第7回(2013年度)〈本 賞〉 園田天光光 氏 (元衆議院議員、NPO世界平和大使人形の館をつくる会代表)
- 第8回(2014年度)〈本 賞〉 石牟礼道子 氏 (詩人、作家)
- 第9回(2015年度)〈本 賞〉 宮脇昭 氏 (植物生態学者、横浜国立大学名誉教授/国際生態学センター長)
- 第10回(2016年度)〈本 賞〉 福澤武 氏 (三菱地所株式会社 名誉顧問)
- 第11回(2017年度)〈本 賞〉 山本保博 氏 (東京曳舟病院院長、日本医科大学名誉教授)
- 第12回(2018年度)〈本 賞〉 玉井義臣 氏 (「あしなが育英会」創始者・会長)
- 第13回(2019年度)〈本 賞〉 黒柳徹子 氏 (女優・ユニセフ親善大使)
- 第14回(2020年度)〈本 賞〉 宇梶静江 氏 (古布絵作家・詩人)
(後藤新平の会ホームページから)
「日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞」の奨励賞を受賞で砂川市長にご報告!
6/16、公務多忙の中、砂川市善岡雅文市長にご報告致しました。約50分もお時間を割いていただき感謝・・・。今後の地域包括ケア含め、こうした民間団体の活動に期待をしていただきました。
理事長の内海久美子医師からは、この受賞が10年続けてきたひとつのターニングポイント、今後もこれまでの活動の継続とさらに、今砂川市が取り組んでいる「砂川市高齢者いきいき支え合い条例」に基づく支える仕組みづくりについて、当NPOも何らかの形で貢献したいと話をさせていただきました。
「日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞」の奨励賞を受賞しました
2014年5月31日(土)~6月1日(日)第15回日本認知症ケア学会が東京で開催され、2004年より読売新聞社の特別後援ならびにエーザイ(株)の共催を得て、より質の高い認知症ケアの実現に取り組んでいる個人・団体・グループに対し、その努力と貢献を讃えるために「日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞」を設けています。本賞は、より幅広い多くの候補者の中から「功労賞」「奨励賞」の2部門について表彰をしております。
今年度、認知症ケアの現場における実践的な活動を奨励し、今後の活動にも期待できる団体として当法人が奨励賞を受賞しました。理事長内海久美子先生と役員福田智子認知症看護認定看護師、両氏が授賞式に出席しました。
これからも、地域に貢献する活動に邁進してまいります。