支えあい連携手帳とは
支えあい連携手帳が新しくなりました
認知症専門医療機関・地域医療機関・薬局・介護関連施設・認知症の方と家族がより具体的に連携していくためのひとつのツールとして「支えあい連携手帳」を発行しました。認知症の方への関わりの基本は、病状・生活の様子や介護状況、服薬状況などであり、その情報を関係者間で共有することが大切です。それを一冊の手帳で行います。
基本情報として医療だけではなく介護やご本人の情報まで全てが入っているマイカルテ。平成25年6月から砂川市立病院に通っている患者様とご家族に手渡ししています。関係医療機関・介護関係機関にご協力をお願いし、困っていることを「情報交換シート」のページに記載し、関係者に答えていただくコミュニケーションツールとしての機能もあります。
支えあい連携手帳の主な特徴
- 家族とあらゆる関係者が書き込むことで、本人を理解し支える
- ご本人の生活史、現在の介護度など過去から現在のご本人像が把握できる
- バインダー手帳なので古いページは外し、新しいページを追加できる
- A5版、厚さ25mmの手帳は女性のバッグにも入りやすい大きさ
- 関係者同士の質問ページ、「情報交換シート」でお困りごとを解決
手帳ご希望の方は下記までご連絡ください。
手帳は無料。送料(約5~600円)のみ着払いでお送りします。
〒073-0196 砂川市西4条北3丁目1-1
砂川市立病院 認知症疾患医療センター
大辻誠司
電話 0125-54-2131(1711)
FAX 0125-28-9605
mail seiji-psw@med.sunagawa.hokkaido.jp
「支えあい連携手帳」深川認知症ケア研究会と普及を考える H27.3.26(木)
以前より貴研究会様とは内海先生(理事長)が深川市に講演に伺うことをきっかけとして、北空知と中空知の認知症に関する同じ啓発活動等をする団体として関係を築いてきました。今回、支えあい連携手帳第3版発行にあたり、是非普及をしていただけないかとお声をかけさせていただき、100冊をお渡ししました。一応の取り決めをさせていただき、今後研究会メンバー皆様のご協力により一冊ずつ手渡しされていきます。このひとつの「連携ツール」が地域関係機関様の目に留まり、より有効な関係づくりに一役かっていただけることを期待しております。今後とも中・北空知でお互い刺激しあっていきましょう!
平成25年12月10日と18日の両日「支えあい連携手帳」の差し替え作業をしました
今年の3月に完成した初版を6月から認知症の方のご家族に配布。その後、道庁より医療連携推進事業の補助をいただき、管内の各医療、介護、ボランティア団体や家族会らでつくる検討会で第2版発行に向けて準備を進めておりました。また全道の認知症疾患医療センターでつくる懇話会においてもご意見を頂戴しまして、発行にこぎつけました。今度は、砂川市のイメージキャラクター「見守りんご」がカラーで表紙を飾ります!