施設訪問座談会

施設訪問座談会とは

認知症専門医でもある理事長内海久美子が、実際に管内各施設、医療機関を訪ね現場のケアスタッフと膝を付き合わせて、介護の方法や薬のことなど、普段聞けない医師との意見交換の場をつくっています。座談会はご要望があれば、中空知管内を中心としてどこへでも無料で出向きます。

内海先生が座談している様子
内海先生が座談している様子

施設訪問座談会 H29.4.26(水) 北竜町 永楽園様 13名

施設長様も加わり13名のスタッフ様と一緒にディスカッション。こちらからは内海先生はじめ、OT,CP,Ns,社会福祉士、精神保健福祉士でお伺いしました。

私たち医療と介護で共にかかわった方のことや、北竜町が10年前から進めている若年認知症の活動を通じて出会った方のことを話し合い、その存在は確かに私たち医療と介護に大きな財産を残してくれたのでは…との振り返りをしていました。

このディスカッションを通じて、さらに認知症介護の玄人達成感、看取りの意義や介護施設の状況など様々な話題へと広がりました。

施設からも「病院と施設では壁があるように感じていたけど、そうではない」「自分たちのやっていることが評価されることでモチベーションが上がった」といった意見があったそうで、今後も交流を深めたいという意見を頂戴しました。

施設訪問座談会(アウトリーチディスカッション)は、今後も多職種で訪問しお互いのモチベーション向上のために継続していきたいと思います。

施設訪問&意見交換 H28.12.14(水) ねんりん館

年数か所の施設を見学させていただき、合わせてスタッフさんとの意見交換を行っています。今回は砂川市内に移転再オープンさせたねんりん館様におじゃましました。

利用者にとってまたスタッフにとってもよい環境であると思います。浴槽の個室化、室内を広くしたこと、入居費用を下げたこと、また厨房から料理の香ってくるすぐ横の広い食堂。今後町内会との連携も視野に畑づくりも来春から取り組むとか・・。旧ねんりん館の環境改善を試み、新たに新築移転オープンした施設内はまだ新しい木の香りがしました。

 

施設訪問座談会(H27.3.20)

今年度は、地元砂川市内の介護付き有料老人ホームねんりん館にお邪魔しました。現在も満室で、自立の方から要介護5までの方が生活しています。ちょうど夕食が終わった時間帯。それぞれがお部屋に入り自由な時間を過ごされていました。スタッフの皆さんと、認知症の介護について意見交換しました。まだまだしっかりと自立した生活をしている方が多い中、今後認知症を疑う方の受診のタイミングや、進行を少しでも抑制するための日頃の生活習慣について。また物盗られ妄想、幻聴を訴える、食べたことを忘れる方への対応方法など話し合いました。さらには、アニマルセラピー、スタッフ教育についても意見交換させていただきました。

施設訪問座談会(H26.3.26(水))

年に数回はグループホームを中心に訪問をして、スタッフさんと座談会をしています。今回は滝川市にある「ともだちの家」に。開設して10年、当時を振り返るとまだ各地にグループホームは少なく、痴呆から認知症に行政用語が切り替わった時期でもあり、また認知症ケアも暗中模索の時代でした。幾人もの方との共に生活するスタッフの経験が積み上がり、「ともだちの家」の認知症ケアができあがったものと思い、10年の歴史を感じる座談会でした。

皆さんとの小さな座談会から、認知症ケア、医療と介護の連携を共に考えていければと思います。南崎社長様、野澤事務局長様、スタッフの皆様ありがとうございました。

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