第37回ケアスタッフ研修会 5月17日(火)148名

【公益社団法人 勇美記念財団 在宅医療助成「認知症を考える多職種研修会」】

テーマを「在宅で認知症を支える」とし、名寄、士別、旭川、富良野、北広島市等広く道内各地から、また北海道厚生局職員も出席されました。

シンポジウムでは、認知症を支える特徴的な仕事、活動をされている方にお集まりいただきました!小規模多機能って実際はどんな施設で機能があるのか、認知症支援ボランティア「ぽっけ」の活動について、行政主導で場所の確保と予算措置を行い、ボランティアと行政職員で運営を始めまた「認知症カフェぴぱ」について美唄市から。クリニック併設の居宅支援事業所では、認知症で徘徊、妄想による近所とのトラブル、高齢者虐待等、様々な課題に遭遇し寄り添い、さらに介護サービスでは対応できないインフォーマルサービスを駆使したケアマネジメントを知りました。

第2部では砂川市認知症初期集中支援チームから、チームが関わった事例についてそれぞれ報告がありました。

最後に行われたグループディスカッションでは、参加者の日頃、業務を進める上で抱えている課題や問題点などが話し合われました。
認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができる地域包括ケアシステムを実現するためには、地域で活動されている各機関との連携が重要になることを改めて共有できました。

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