平成25年度認知症施策総合推進事業「認知症研修会」(第27回ケアスタッフ研修会)

平成26年3月14日(金)砂川市立病院にて砂川市とNPOケアスタッフ研修会共催で開催させていただきました。

公益社団法人地域医療振興協会市立伊東市民病院臨床研修センター長・医師八森 淳(はちもり・あつし)先生と(株)エイチ・ツー・オー綜合研究所社会福祉士大友路子さんによる全国で実践されている「見える事例検討会」について研修しました。

事例検討会は通常、事例の内容を読み込んで頭で想像するという思考で進めて行きます。しかしこの方法は、放射線状に枝を伸ばして意見を出し合いながらマップ(視覚化)にすることで、事例の状況がイメージしやすくなり、課題が見えてくる、参加者が同じマップを見て議論することで一体感が生まれてくるなど特徴がありました。

実際に体験してみると今までの事例検討会は困難を解決する!という緊張感があり、返って課題解決を困難にしているのかもしれないと感じました。

終了後、「是非この地域にもファッシリテーターを!」との声も聞かれ、NPOが進めている「認知症多職種事例検討会」にも今後活かしていきたいと思いました。

砂川市様、砂川市地域包括支援センタースタッフの皆様、研修を企画していただきありがとうございました。