第2回認知症多職種事例検討会

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H26年1月29日(水)地域交流センターゆうにて、45名の参加があり、職種は医師・看護師・保健師・薬剤師・心理士・介護職・相談員・行政書士・ケアマネジャー・施設管理者・認知症ボランティア・認知症家族会・行政職員。

今回は、認知症疑いと経済的虐待疑いのある方について、生活保護係がかかわった事例が検討されました。経済的虐待が確認され、緊急施設入所、警察通報、銀行対応、合わせて認知症検査のための専門医受診など、生活保護係の即時対応が再被害防止と身体状況把握、認知症診断へとつながりました。また成年後見制度申請、誰が金銭管理をするのか、本人の財産はどうなるのかなど、残された課題についてグループで話し合いました。

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一つのケースから、認知症の病状把握だけではない、様々な生活の課題が浮き彫りになります。私たち専門職として直面したらどう動きますか?あらゆるネットワークを駆使して、本人に安全な環境を保障することが必要です。参加者の皆さんはイメージトレーニングができたのかもしれません。

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後半は、「内海久美子先生の認知症レクチャー」。DLBの症例を紹介していただきました。DLBは多彩な症状を呈しまた治療も様々であることを学びました。

次回は2月27日(木)18時~砂川市立病院にて。

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