<今回は「BPSD」をテーマに開催。グループホームで不潔行為、被害妄想、帰宅願望が頻発する利用者に、スタッフ全員でアセスメントを行い、「感謝の言葉を伝える」「本人の言動を汲み取り行動する」「成功体験を共有する」を継続した。1年後には、コミュニケーションが増え、排泄行為も改善。粘り強いケアの裏には、(1)本人分析を徹底的に行ったこと(2)本人意向の尊重(感謝の言葉や想いを汲みとり形にしていく)(3)スタッフ間で成功体験を共有(4)さらには次の介護へのモチベーションにつなげた(5)認知症進行の過程であっても先のケアも模索していく・・・を感じ取れる事例でした。今回こうした成功事例をご提供いただき、いつもの考え込む雰囲気とは違う、前向きな気持ちにさせてくれる時間となりました。後半は、認知症レクチャー。事例に関連して内海先生から「BPSD.No1」。妄想、徘徊、幻視等の対応についてご教示いただきました。
砂川市立病院認知症疾患医療センター連携協議会の参画

中空知のセンター病院である、砂川市立病院では、平成22年6月に認知症疾患医療センターの指定を受け、センター内に「認知症疾患医療連携協議会」が設置されており、深川・滝川・岩見沢保健所、美唄市地域包括支援センター、深川認知症 続きを読む 砂川市立病院認知症疾患医療センター連携協議会の参画