第35回ケアスタッフ研修会H27.10.21(水)63名

株式会社北海道医療新聞社介護新聞編集部、熊谷知喜氏をお迎えし、「介護報酬はなぜ引き下げられたのか?をテーマに、当NPOとしては、初めて介護保険制度について取り上げました。

地域包括ケアシステム構築の必要性が打ち出され、介護サービス事業所・施設には役割・機能の発揮が求められ、介護人材不足への対応も喫緊の課題と言われながらも、2015年度介護報酬改定はマイナス改定となりなぜ、介護報酬は引き下げられたのか?2018年度改定を見据え現場はどう取り組むべきなのか、記者目線で思い切った発言をお願いしました。

これからの介護保険制度の方向性は、(1)地域の自主性に期待(2)人材の確保(3)介護費用の効率化に向かっていく。つまり、地域支援事業に移行し、軽度者は自治体に委ね、地域の新たな人材を活用し、重度者へ効率的介護費用を投入していくということなのだと。

すでに各地で取り組まれている、行政、介護事業所、住民の三者協働関係で高齢者を支える仕組みは、興味深いものでした。2018年介護改正を見据え、新聞記者の多角的目線と情報収集力、再びお呼びして聞かせていただきたいところです。

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