第30回認知症多職種事例検討会 2019.8.21(水)66名

今回は、介護支援専門員からの事例提供をいただき、過去支援を終結した方の事例で「ずっと心残りである」と思い続けている事例を再考しました。つまり、ご本人の在宅生活を継続できなかったのかという心残りです。

参加者から地域包括支援センターとの連携、主治医との連携等様々な方法論も出ましたが、もう一つは、この介護支援専門員の「心残り」に対して、参加者自信の日頃の仕事にも境遇する場面はあったはず、、、を共感し次の介護や支援に生かしていく姿勢をもつことや、本人、家族の自己決定を介護支援専門員としてどこまで摺り合わせかの葛藤にも共感することを教えていただいた事例でした。支援が終わっても、支援は続くわけですね。

後半は、砂川市立病院事務局長朝日紀博さんに「中空知における今後の医療のあり方について」レクチャーを受けました。今後の中空知の医療・介護需要の傾向と対策について拝聴し、砂川市立病院の立場を地域に明確にしていくことがわかりました。