第31回認知症多職種事例検討会 令和元年11月20日(水)61名

事例検討では、精神疾患の合併症の方の在宅支援をしたケアマネジャーの苦悩を拝聴し、いつもうつ状態で何も積極的になれないままフォーマルな支援を拒否し続ける方にどう介入するか検討しました。本人の興味関心を導き出すことや、2つの疾患の度合いを医師と確認しながら薬物療法の再検討、訪問看護、さらにはケアマネジャーの交代などあらゆる提案がありました。また一方で、フォーマルサービスを優先しようとするあまり、生活視点から興味関心を導き出すことを後回しにていたという、これまでのケアマネジャー自身がもっている支援のクセをも振り返り共有しました。自己洞察が深まれば専門性は高まるのだと思います。

認知症レクチャーは、面接技法の基礎を学びました。座る位置から目線の合わせ方、面接中の傾聴、共感、繰り返し、言い換えなど。アンケートからは、こうした基礎を学び直したいという反響がありました。これまでご本人、家族支援のための研修を積み重ねてまいりましたが、「支援者支援」についてさらにプログラムを検討していきます。